けやきコミュニティセンターは2004年12月16日 創立15周年を迎えました。
それに伴い、記念コンサートや交流会が企画されています。
創立までの協議会事務局長 青島慶子さん(北町在住)にお話を伺いました。
クリーンセンター建設をめぐる市民運動が基盤となり、市のコミュニティ構想を受けて
この地に‘コミュニティセンターを私たちでつくろう‘という風がおこりました。
そして1982年5月準備会がスタートしました。
単なる場所作りというよりも、公園でバザーをしたり、カレーパーティー、ニュースの発行をして、人が集うことから始まり、回を重ねながらまちづくり、地域づくりのイメージを作り上げていきました。
ユニークなコミセンをめざし、独創性と人との交わりを中心に自由な空間にするためにどうあったらよいかを考え続けて今に至っています。
(詳細は冊子「けやき並木につづく道」をご覧ください)
若い人も自由に使えること、一人でも利用できること、そのためフリースペースにもこだわりました。規則をきびしくしないこと。それは勝手気ままに使えるのではなく、運営側、利用側がよく話し合い、その過程のコミュニケーション、信頼関係を大切にしたいから。
風通しをよくして、お互いを思いやり新しい人間関係をめざすコミュニティセンターでありたいという願いからです。
現在すてきな建物に恵まれ、イベントにも多くの方の参加があります。
おもしろがる気持ちを持って、なんでもやってみること。
建物や過去に振り回されるのでなく、新しいことへの挑戦、ゼロからのスタート。
そこに進歩成長があります。
たくさんの方との結びつきが出来た今、何でもできるはずと、力強いお話でした。
お話を聞き、人と人との出会いや流れをつなぐほっとする空間としてのコミセン、
そこから育まれていく暖かな心の交流、そして何でも新しいことに挑戦できる自由な空気、
けやきの心はこれからも広がり続けてほしいと思いました。
2004.10.10 けやきニュース 76号より |
イラスト提供 若松 倫夫氏
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