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みどりのまなびや 第2回      2009.9.19    

 「1970年代 武蔵野市のまちづくりの思い出」

お話 吉田善明さん
   北町3丁目在住、明治大学名誉教授、武蔵野市第二期長期計画委員長
   出席22人 
第二期長期計画の委員長を務められ、武蔵野市のまちづくりの出発点に関わってこられた吉田さんのお話をけやきの20周年記念のイベントとして伺うことが出来たことをとてもうれしく思いました。
学舎しゃべり場という気さくにしゃべりあう場でお聞きしたことが、大変もったいないことだったと今更ながらに思いますが、逆に身近な会でお話を伺えたことを感謝しております。
コミュニティセンターはどうして生まれてきたのか。いまでこそ武蔵野市は先進的と言われていますが、まだ市民意識の啓蒙からのスタートだった第1期のころのお話、地方自治専門の学者の方たちがたくさん武蔵野市に住んでいて、時にお酒を飲みながら市長を交えて、夜ふけまで議論し、反発されることがあってもその意見に耳を傾けつつも市民自治のまちづくりをやろうと様々な提案をされていった様子。市役所がサービスの提供をし、それを当然だと受けるだけの市民ではなく、意見を言ったり自分たちで行動を起こせる自立した強い市民であるべきというお言葉が刺激的でした。そしてそういう目をもってこのまちを見回すといろいろなことが見えてくるように思います。
最近少し散歩をする時間ができてきて、扶桑通りの成蹊のブロック塀が美しくなく、地震のとき大変危険であること、千川上水をゆっくり歩けないほどの自転車問題など、まだ解決すべき課題も身近に多く、美しい北町、けやきの町にしたいですねと今後のコミュニティの展開も視野にいれたお話を聞き、けやきの建物に閉じこもらず素敵な地域、もっと素敵な町にしたいという気持ちになりました。今後の活動に活きるお話をいただきました。
お話のまとめを作成していますので、参加できなかった方もお楽しみに。


快くお話に来てくださった吉田先生、吉田先生との架け橋になってくださった渡部誠子さんをはじめ さまざまなご協力をいただきました。
後半は美味しい手作りケーキ&お茶、味噌おでんをいただきながら、話し合いをしました。

学舎&しゃべり場共同企画みどりのまなびや 
文責 中澤


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